幼い頃の思い出
・。何となく楽しかったとか、悲しかったとか、嬉しかったとか、不愉快だったとか、寒かったとか、ドキドキしたとか、苦しかったとか、辛かったとか、戸惑ったとか、怖かったとか、恥ずかしかった等。感情のついでに覚えている記憶。・
父親とは時々電話で話しています。2009年に見送ってから独りで暮らしている昭和世代の男性。当初は突然のお別れだったから、受け入れられず。身内を筆頭に全てに八つあたりするような発言が繰り返され近寄りがたかったのが、今では「自分が認知症」であることをも自覚している。服用しているお陰なのか電話の声も穏やかで。会話できるようになって嘘みたい。ご近所をはじめ、社会福祉の充実に感謝している日々です。
お話し
電話はいつも
朝9時前後
決め事好きな
親子なのかも
習慣
朝の散歩
歩く事の大切さ
教えてくれる
一日の始まり
「今日も行って来た」
片道20分
最近
より整備されて
水族館もできたとか
遠方からも親子連れ
人気の公園まで
雨の次の晴れ
桜が空に浮き出され
見惚れる青空
駅ができたので
下車
我が子も
小さい時は帰省する度
連れてもらって
遊んでもらった公園
レストランもできた
鉄道博物館
芝生
散歩道
アスレチック
水族館
一日中遊べる
人気スポットまで
早朝散歩
歩いて往復
丁度1時間くらいだとか
今日もご機嫌
独りになって
出かけたお話し
市内の名所
自転車で出かけたり
行きは歩いて帰りはバスとか
行きは歩いて帰りはタクシーとか
他府県へは
乗ってるだけのバスハイク
連れてくれる
いろいろな場所
いろいろな過程を得て
自分なりに
気づく
歩く事
一番大切な事は「歩く」事
歩けなくなったら
おしまい
かけると
教えてくれる
癖
起きたらまず
身体のメンテナンス「歩く事」
雨天変更の
「朝メシ前」
レッグトレーニングマシーン
いつの間にか増えている
好きだから
呼び寄せる
健康器具
不自由ない時
置物のよう
空間を占拠するオブジェ
ある時
不自由を感じて
転びそうになったとか
衰え感じたその日から
回数決めて
して見せてくれる
行く度に
86才の父親おススメで本人実践中。私の源さまです。 |
洗面所にひっそりあって、歯磨きしている間、使っているようです。 |
宣伝
店員さんのよう
促される
なんだか
いろいろ
相変わらず
性格は変わらず
似ていたりして
納得したりして
自分の老後を
想像したり
「灯台下暗し」
好きな事
買ってしまう
フィットネスバイクとか
エキスパンダーとか
ハンドグリッパーとか
使っていた過去
継続している
「ぶら下がり健康器」
遊んでもらっていたあの頃から
ずっと毎日
ぶらさがっているとか
継続力の凄さ
目のあたり
すごい!
40年以上も毎日
ぶらさがってる
数分の蓄積
垣間見る
数分の差の
力
「雨垂れ石を穿つ」
私が小学生の頃からだから、もう40年以上もぶら下がっている父の背中はまっすぐです。 |
変わりなく
姿勢良く
見た目真っすぐ
変わらない容姿
分かりにくい
年月
自己申告
手が震えるとか
湯呑を持つ両手
丁寧に下ろして
ひと息
「お父さん、頑張ってる!」
かわいい
疎開の話し
いつも決まって
同じ話し
強烈に残る
モノ言わせる感情
自分だけ
両手近くいる兄姉弟妹
地元のお寺に疎開した
僕
母方の実家へ
1年半の
縁故疎開
小学2年生の時
母親の実家だから
信用したから行ったけど
何故だか分からない
僕だけ
つぶやいた真顔
忘れられない
経験を表現
いじめ
最初は気がつかず
飛んできた石
あまりに大きく
何度もかすめて
後から
分かったとか
聞こえる声
「逃げて来た」
克服
気がついて
勇気が湧いて
向かう気持ち
「かかってこい!」
自分で解決
「強くならなければいけない!」
「いじめられたと言って泣いていてはいけない!」
「立ち向かって行かなければならない!」
「自立する事!」
そのうち
友だちできて
環境変わって
笑い話し
網戸のむこう
餌買ってきて
呼び寄せる
訪れてくれて
ありがとっ!
年始
久しぶりの孫たちへ
相変わらずの容姿で
相変わらずの演説
「自立する事!」
戦後しばらく
疎開先
下校のあぜ道
すれ違う女性
「お母さん!」
気づいても
言葉も交わさず
通り過ぎた
悲しい思い出
寂しい思い出
絶句
聞いているだけ
想像しているだけで
精一杯
心情
はかり知れず
考えられない世界
体験した世界が
支えとなる
基盤
宿る精神
培う精神
学んだ精神で
日常生活
再現する
他を知らなくて
教えてもらった事しか
知らない
関わり方
身につけて
それからを生きるから
日常生活が大切
人との関わり等
生き方
模索
規則正しく
出したり入れたり
清潔な環境で
食生活
自分で買って
自分で作る
自分の身体になる
素材を見極め
4毒抜く!
繋がる
ふたり暮らしも
最期はひとり
くだりの後半
なくなる体力
減るいろいろ
友だち
大切に
いろいろな声に耳を傾け
居心地の良い繋がり
求めて
話してくれて
ありがとう!
コメント