家族に紹介する儀式
゜･ 新しく家族となる人を紹介する場。自立し伴に歩むパートナーを披露する日。基本の居場所が移籍する事を伝える岐路。･
コロナ禍で、ガラリと変わるライフスタイル。先の見通しが立たない。日常生活が不安になるこれから。バブル期で派手に結婚式をしていた時代を知ってる親世代は、コロナ後の若者世代のそれからをハラハラして見守りたいと存じます。
二十を超えて
おしゃべりはずまない
事後報告
過程は話しませんから
何事も突然で
画期的ではあります
もっぱら
裏方
難しい匙加減
反発心あったり
甘えあったり
時間がなかったり
面倒だったり
親子関係
思春期から
批判的に見られて
食事時以外
遠ざかっていく子達
話しかけても
返ってこない
会話
乏しくなる笑顔
聞こえない口数
それぞれ
殻にこもって
素通りのリビング
そして
小さい時は
時が来て
自立して出て行く
５人家族から
４人家族
３人家族
ふたり家族
厳しい日常
甘やかして育てたのに
こんなはずじゃなかった↓
いろいろあって
家も外も厳しいみたい
最近知らない笑顔
そんな折
夏休み
帰省を楽しみに生きている
会いたくて
お尋ねします
依存している貴女から
順番に
いつ帰って来る？
既読にならないLINEも
この時期だけは見てくれて
嬉しい返信
理由は
「お兄さん達に会いたい」
紹介
誘ったはずが
誘われて
日にちが決まった
降って湧いたお話し
始まった
「丁度良かった！」
この10年くらい
何か強張る雰囲気
読めない空気
変わらない人間
変われない人間
凍結された笑顔
ようやく
時が経って
風が吹いて
登場人物加わる
礼儀
きっかけは
第三者
体裁を気にして
鎧をかぶって
生きているから
助かる
他人
体裁を気にして
包み隠して
生きているから
結婚を機に転職
共働き世代につき
家事も子育ても
フィフティーフィフティー
協力し合っていくと
明言して
バブル期の夫婦
年功序列のお陰さま
生きてこれた分業生活
レ点した「専業主婦」
過去のお話し
これからの日本
超少子超高齢社会
共働きが必須となると
お互いの勤務地
離れていると
一緒に暮らせない
「僕が転職」
女性は不利
足元見える履歴書
下がる条件
見つからない転職先
年功序列が終わるなら
概念覆る終身雇用
地元に帰る
急な発言に
画期的
心配ばかりで
ハラハラ生活
いつもの事
承知の上
お相手のご両親
根回し完璧な
突然のお話し
「飛んで火にいる夏の虫」
ツーショット
結婚式の前撮り
送信して
見せてくれる写真
美しい映像
綺麗な笑顔
飛びっきりの
笑顔
心配
不安
怒り
強制
否定
緊張
建前
虚偽等
微塵も感じられない
美しすぎる映像
見惚れて
しばらく呆然と
フワフワして
なかなか
戻れない現実
ギャップ
何とも言えない
この気持ち ⋆⁂*
突然の報告やなんかに
数週間
足元ふらふら
幸せ感
フワフワして
心の整理整頓
助言なし
バトンタッチ
もう
心配する立場ではない
この
横に寄り添ってくれる人が
一番心配してくれる人
選手交代に
気がついて
一瞬をとらえる
鮮明に
正確に
的確に
伝えてくれた写真
後日全100枚くらい
前撮りの写真
全て頂戴して
自分を思い出す
蘇る感情
忘れていた
感情
封印されていた気持ちに
出会えて
改めて
満たされ
両家の結婚式
花嫁行列
黒留袖着て
両家一同
一回りした式場
寄り添ってくれる笑顔
自分を思い出し
あの時を思い出し
忘れかけていた
ソレ
タイムスリップ
何をかけ間違えた？
魂抜けそうになるくらい
ふらつくくらい
離脱した時
あったかも
それは
私だけでない
第２子も
第３子も
そして
もうひとり
名前で呼んで欲しかった
手を繋いで
仲良しこよしで
過ごしたかった
大切な感情
お手本見せて
見たかった世界
理想を見せて
よろしくっ！
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