15巻子育てブログ
高齢の独居老人
゜・想定外の伴侶の他界。突然独りになった父は身近な人間の重みを、まざまざと感じるのです。受け入れるには時間が必要。いつ何が起こるか分からない人生。いつも 「一人で生きる」覚悟が必要なのです。・
2009年夏の診断「余命2か月」を宣告されて。ピッタリのその月にお別れの日がきた。夫婦2人で暮らしていたから、受け入れがたい現実。家事全般を専業主婦に依存し、収入全般を担当して2人で生活を分担してきた為、想定外の事態に戸惑う。発言は赤子のよう「これからどうして生きていけばいいのか」
医者への不満
最後の2カ月は
不安が積り積り
ストレス
イライラ
不安と興奮の
悪循環。
父親の心情
まず
怒りを作ったのは医者。
診断結果を
直接母親にも
病名と余命を
伝えた事
三者面談の日で
可哀そうで聞いていられない
掛ける言葉を失って
2人で一緒に聞いていて
絶句したと。
予め
父親だけに話して
本人に
伝えるかどうか
日常茶飯事であれば
判断は
任せて欲しかったと。
嘘でも
「頑張ろうね!」と
言葉を
掛けたかったと。
気がつかない
仕事だから
日常茶飯事
当然の
終わりを見守る
大切な関わりが
普通の人には
絶体絶命の大ピンチ
いつもなら
冗談で使う言葉が
一度だけ
本当に訪れる
一大事に
人間性が現れる
困った時に分かる事
後から分かる大切な事が
ある事を知っていると
捉え方が変わってくるが
気がつかないと
淡々と仕事をこなす
すべき事だけ全うし
見える事しか見えなくて
精神がある事が
分からないから
病院への不信感
「病院食がマズすぎる」
「医者の対応が悪い」
「母親が可哀そう」
「病院が嫌だ」
「医者が悪すぎる」と
絶えず
興奮して
怒って
娘の私は
最期にひと目
会いたい人に
会わせてあげたくて
その人は
大嫌いな人
そうとは知らず
そこまで嫌いだとは知らず
後から分かった事が
衝撃的↓
事実であります
いつも思ってる事
娘さえ幸せなら
我慢してつき合っていた人
会わせてあげようと
話しを進めていると
怒り出すから
怒鳴られて
「出ていけ!帰れ!」と
身体震わせて怒鳴る姿に
震えあがり
泣く泣く
帰りました。
真逆の人間と
結婚したのは承知の上。
嘘みたいに冷静な人間は
嘘みたいにノー天気な人間に
無いものねだりの
興味津々
嘘みたいな話し
微塵も感じさせず
これほど嫌いだったとは
つゆ知らず
全く気づきもしないで
過ごしてきました。
そう言えば
思い当たる
「おはぎ」
小豆に目が無い
大好物
23時の門限過ぎる日は
手土産に買って帰ると
便利な代物だと
伝えると
手土産に
手作りのそれを持参し
内孫を見に来られたのです。
しかも
連絡無く
突然
大人4人で。
何が?
のんびり実家で
産後の休日
お世話になって
ハウスジャック
実家を乗っ取って
寝不足の昼下がりに
突然
ピンポンと
チャイムがお知らせする訪問で
急にバタバタと
遠方から
わざわざと
どうぞどうぞと
お入り頂いたのです。
その時見せられた「それ」は
よく言ったモノで
あけてビックリ玉手箱
見た事もない
どろんこがはげ落ちた
「おハゲ」
どうしたらこうなる?
嬉しそう
絶句!
お世辞が言いたい
でも、、
人は、、
驚きすぎると
言葉が出ず
お世辞なんか
出てこない
と、、
後ろから
「おっ!旨そうな おはぎ!」
私はすぐさま振り返り
父親の顔をガン見 👀”
笑っていました。
すごく自然で
嬉しそうに
忘れられない
「おハゲ」と父親
2度見
3度見
声なしの私。
この返しは
衝撃的で
取り違えられると変わる
残る感情
本物
私には何も言わず
楽しそうに
つき合ってくれていたと
事が起こってから
分かりました。
人間の重み
当たり前の日常が
突然なくなると
いろいろと
受け入れられない現実
現実が不安で
過敏で
傷ついて
受け入れられず
身の置き場に混乱していた
いえ
私も同じくです
似ていますから。
電話する毎
怒りを買い
長々と
不愉快な時間を過ごすうち
以前のような
優しい姿はなく
いつも怒って
変わり果てた様子に
なす術なく
一方的な会話が
重く
しんどく
「お前は来るな!」
激しく言うようになり
一番よく遊んでくれて
優しかった父親から
まさかのトーク
この現実
理解に苦しみ
何故遠ざけられるのか
言葉が欲しくて
何がどうなってこうなったのか
「人間関係」
「老化」
「病」について
解説欲しくて
周りの人に相談したり
書籍から答えを探したり
理解したいと
必死になって
存在を消す
怒りを発症させるなら
ほどぼりがさめるよう
存在を消そうと
思いました。
何事も後半が大切
最悪の数年間
この状況の中
子どもの大学時代が始まり
父親との関係が
良くないにもかかわらず
夫との関係もぎくしゃくで
来るな!
自由な発言が
追い打ち
「お母さんが悪い」と
ダメ出しの
最悪の数年間が
ありました。
見えるモノを持ってない
楽しそうに見える
ターゲット
私は
いつもどこでも
言われっぱなし。
好かれると
「大切にしてもらえる仕組み」
信じていたのに
その真逆
「好かれて大切にしてもらっていたから」
居場所を奪われる
紙一重の世界が
サンドバック
信じていた2人から
標的となって
恐怖を感じた
どなたかに解説して欲しくて
言葉を探す
思春期の
我が子からは
非難されたり
何の為に
何してた
踏んだり
蹴ったり
足の踏み場がないほど
「かわいい」と言って
買ってきて
飾っているのです。
愛される人間
それでも
母親が
近所に気心知れた人と
友だちのような関係を
築いてくれていた事が
救い
その方に
目が合うと
挨拶する事で会話
お友だちになれたりする
可哀そうと思われて
助けて頂けたのです。
まず
発言に疑問
客観的に
娘に対する発言に
不信感を抱き
父親を病院へ
風が拭いたら
飛んで行くとかの
脳の検査
「認知症」
「アルツハイマー」の
診断結果を
見せてくださいました。
有り難いご近所
他人の家族の心配を
頼みもしないのに
わざわざ
夫婦で
車で連れ出して
立て替えて受診頂くなんて
ただただ
感謝しかありません↓
石のネコ
寂しいから小物を買って
部屋いっぱい
訪れた人に
「欲しいモノ持って帰って」と言っては
又買う
性格なのか認知症なのか謎ですが
お酒もタバコも吸わないからと
お金の使い道が無いと
もっともらしい理由もあるから
何とも言えず
それでも
もう買わなくていいよと
作ってくださった
中央の石のネコ
部屋の真ん中に
見守りの為
置いてくださっています。
病気がモノ言う
何度も理解しようと
思いたいのですが
とりあえず
父親の言葉は
それでも
いつでも
排除する言葉ばかり。
地域福祉の充実
超高齢社会への
対応が手厚い地域のお陰で
服用の見守りが
毎日10分程度
訪問して頂ける
大変有り難く
感謝しかありません。
夫と和解した次の日
自分のこれからの
心配が軽減し
肩の荷が少し降りたから
父親の心配ができるようになって
久しぶりに
電話すると
あの知ってる優しいトーン
怒鳴られる覚悟でしたが
静かに
受け入れてくれて、、
えっ
嘘みたい
とりあえず
伝わるかどうか分からないと
思いながらも
夫との関係
この数年間の
ギクシャクした関係が
昨夜の話し合いで
和解できたから
自分を伝えてみると
共感し
性格診断してくれました。
「真面目すぎる」
「もっと遊ぶべき」
「挨拶くらいで話した事はないけど」と。
えっ!
そうだっけ?
でも
確かに。
神経質で疲れるタイプ
自分とは
「話しが合わないから話さないけど」
「学術的な話しができる人となら合う」とか。
良いように
褒めてくれて
いろいろ驚き
あれ?
「認知症」
「アルツハイマー」だと
伺っておりますが
、、え
、、健康な時と同じ口調で
私の話も理解してくれている。
40分程
服用の見守りの訪問まで
来られるまで話して
電話を切りました。
内容は
話しを繰り返すものでしたが
健康な時から繰り返すタイプ
病気だからそうだとも思えず
相変わらずな感じ。
時が解決 ?!
夫とは話し合いで和解。
父親は ?!
薬のお陰 ?!
とても不思議な感じ。
一挙に平和になって
そして
もう一つ
電話の次の日に外せたのです。
崩れる落ちる時は
ガタガタと
落ちるのに
回復は静かに突然
やってきた
記念すべき日
日曜
月曜
火曜と
偶然にせよ
日曜=第1子誕生日
月曜=夫誕生日と
心に留めて。
今日も気持ちよく晴れています。
お母さん!
見守ってくれてる!
ありがとね!
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